アフラック徹底分析

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【アフラック】WINGSプラスの特徴!メリット・デメリットまとめ

 「生きる」を創るがん保険WINGSプラスについてまとめました!アフラックのがん保険に加入している方のみ加入ができる特約中途付加用の保険商品です。旧来のがん保険の足りない保障だけを効率よくカバーできる商品となっています。

 今まで発売されていた「生きるためのがん保険 ALL-inプラス」が販売停止となり、名称変更&内容もアップデートされました。

通常のWINGSについては上記参照。

WINGSプラスの特徴

 アフラックがん保険の加入者向けの中途付加商品です。新がん保険、スーパーがん保険、21世紀がん保険など、アフラックのがん保険に加入している方に対して、弱い保障部分のみ強化できるという保険商品です。

 例えば、新がん保険は入院保障は手厚いですが、通院保障や手術・放射線・抗がん剤・ホルモン剤といった治療保障は付加されていません。新がん保険の良い部分(入院が手厚い、在宅療養給付金が付加されている等)は残しつつ、上記の足りない保障だけを付加できます。

 具体的に付加できる特約は、「がん治療保障」「がん特定治療保障」「がん要精検後精密検査保障」「診断給付金」「特定診断給付金」「診断給付金複数回支払」「がん先進医療・患者申出療養」「外見ケア」「がん通院」「手術・放射線治療」「抗がん剤・ホルモン剤治療」「女性がん」「緩和療養」です。アフラックの最新のがん保険に付加できる保障はほとんどが付加可能ですが注意点があります。

 「診断給付金」「特定診断給付金」「診断給付金複数回支払特約」「がん通院」左記特約を付加できるのは「新がん保険」「スーパーがん保険」「優しいがん保険」「寄りそうDays(通院は付加できない)」の加入者のみ。

 アフラックでは「生きるためのがん保険Days1プラス」という内容が似通った商品も販売されています。こちらは、通院保障と抗がん剤・ホルモン剤保障が自動的に付加されます。

 「新がん保険」「スーパーがん保険」以降に発売されたがん保険に「診断給付金」「特定診断給付金」「診断給付金複数回支払特約」を付加したい場合は、上記のDays1プラスに加入するか、条件付き解約という方法で最新のがん保険に丸ごと切り替えるという方法を取る他ありません。

 ちなみに「WINGSプラス」は証券数は変わらずに内容が強化されます。「Days1プラス」は証券が一つ増えます。「Days1プラス」は通院、手術・放射線は付加必須のため「WINGSプラス」の方が自由度は高いです。

 下記にWINGSプラスのデメリットをまとめておきます。デメリットいうよりは特徴と言えるかもしれません。

WINGSプラスのデメリット

保険料払い込み免除特約は付加不可

 がん保険の定番特約といえば、がんと診断された時に保険料払い込みが免除となる保険料払い込み免除特約です。P免と呼ばれる保障ですね。WINGSプラスでは保険料払い込み免除特約は付加できません。上記特約ですが、アフラックのがん保険は払い込み免除になる条件が厳しいです。※所定の入院・通院治療が合計30日に達するか、2年以上経過後に所定の入院・通院治療が発生した場合に免除。P免を付ける気はないという方は気にしなくていいでしょう。

現在の年齢・健康状態で査定

 健康状態によっては加入できません。また、2.30年前に加入した古いがん保険であったとしても、「WINGSプラス」の保険料は中途付加時の年齢で設定されます。当たり前のことかもしれませんが、年齢が高ければ高いほど中途付加分の保険料も高くなります。新たに一本がん保険を加入するよりは保険料を抑えられると思いますが、年齢によっては思いのほか高くなってしまったということになるかもしれません。

解約払戻金は受け取れない

 アフラックのがん保険の見直し方法はいくつかありますが、「WINGSプラス」を中途付加するだけでは解約払戻金は受け取れません。解約払戻金を受け取りたい場合は、既契約を解約しての見直しをする他ありません。その場合は条件付き解約という保障の空白期間を空けずに見直しする方法を取ることができます。

 解約払戻金が付いているかどうか、いくらぐらい受け取れるか確認したいという場合は契約者からコールセンターに連絡をすれば簡単に確認してもらえます。

主契約が年払い・半年払いの場合は注意

 既契約が月払いの場合は関係ありませんが、年払い・半年払いの場合は調整保険料といった上乗せ分の保険料がかかる場合があります。主契約の年/半年単位の契約応当日以外に中途付加した場合に発生します。

・・・説明が非常に難しいですね。年払い・半年払いで契約している方が「WINGSプラス」を中途付加する場合は上乗せ保険料を払わなくてはいけないケースがあると認識していただければと思います。

 こちらもアフラックのコールセンターに連絡をすれば、いつ契約すれば調整保険料がかからないか、調整保険料がいくらぐらいかかるか等詳細を教えてもらえます。確認してから契約することをおすすめします。

まとめ

1、特約中途付加

→既契約を解約したくない。既契約の弱い部分だけ保障を強化したい方向け。

2、Days1プラスで保障を付けたし

→既契約を解約したくない。「新がん保険」「スーパーがん保険」「やさしいがん保険」以外のアフラックがん保険加入者で「通院」「診断給付金」「特定診断給付金」「診断給付金複数回支払特約」を付加したい方向け。

※「寄りそうDays」加入者は通院付加は不可。元々通院保障が付いているため。

3、旧契約からの条件付き解約

→解約払戻金が付いていて保障を最新化しながら払戻金を受け取りたい。特定保険料払い込み免除特約を付加したい。比較的直近アフラックの保険に加入しており、最新のがん保険に切り替えても保険料が大きくは上がらない方。

アフラックは様々な見直し方法を準備してくれているため慎重に判断しましょう!