アフラック徹底分析

アフラックの保険を中心に保険関係の役立つ情報を発信!※当ブログのリンクには広告が含まれます。

【アフラック】解約返戻金の計算&確認方法まとめ

 今回はアフラックの解約返戻金の確認方法等についてまとめていきます。アフラックは保険商品によって解約返戻金の有無や返戻率が大きく異なります。また、同商品でも解約払戻金の有無が異なることも多々あります。下記を参考に確認していただければと思います。

解約返戻金の確認方法

 アフラックの解約返戻金確認方法は下記2点です。

よりそうネットで確認

 アフラックには「よりそうネット」という契約者専用サイトがあります。よりそうネットにて解約返戻金が確認可能です。全ての契約で確認できるわけではないですが、既に登録している方はよりそうネットから確認するのが手っ取り早いでしょう。電話は煩わしいためネットで確認したいという方におすすめです。

 また、解約返戻金の確認以外にも「住所・電話番号変更」「保険証券再発行」「クレジットカード払いへの変更」等々、各種手続きに対応しております。アフラックの契約者の方であれば登録しておいて損はないでしょう。

※深夜に確認しようとしたらサービス時間外でした。営業時間には要注意です。

コールセンターに連絡して確認

 ネットで確認するのは面倒という方であれば下記コールセンターに連絡しましょう。解約返戻金を確認するだけであれば電話したほうが早いです。

※契約者の方からの連絡が必要です。また、営業時間にも注意が必要です。月曜日や祝日明けなどは電話が混みあいます。

解約返戻金の計算について

 よりそうネット・電話等での問い合わせ以外に正確な解約返戻金額を確認する方法はありません。下記はあくまで参考程度にしていだければと思います。解約返戻金がある商品・ない商品、返戻率が高い商品・低い商品があります。

 例えば、アフラックの初期EVER「一生いっしょの医療保険EVER」は基本的に掛け捨ての保険ですが、終身特約(死亡保障)を付加している場合は解約返戻金があります。

 参考例として、2008年2月に61歳女性の方が旧EVERに終身特約100万円を付加して契約したとしましょう。当時の条件で終身特約100万=2918円です。2024年4月に解約したとします。2918円×194ヶ月=566092円支払っていることになります。この場合の返金額が45万円弱になります。返戻率としては80%程。思ったよりも返戻率が良かったです。

 また、2016年7月に66歳女性の方が「ちゃんと応える医療保険EVER」に終身特約100万円を付加して契約していたとしましょう。当時の条件で終身特約100万=3394円です。2024年4月に解約したとしましょう。3394円×93ヶ月=315642円支払っていることになります。この場合の返金額が18万円程度です。返戻率としては57%程。先程の例と比較すると返戻率が低いですね。

 アフラックの最近の終身特約は「低解約返戻金型」というものになっています。通常の死亡保障の返戻率と比較すると70%程度に払い戻し率が抑えられています。そのため、同じ死亡保障でも上記のように差が出ます。

 「一生いっしょの医療保険EVER」でも、最近終身特約を中途付加していた場合は「低解約返戻金型」となっているはずです。自身が加入している保険に付加されている死亡保障が「低解約返戻金型」かどうかがポイントですね。

 また、加入していた期間が短い場合は返戻率が悪くなります。上記のように加入期間が長い契約であれば返戻率が高くなります。

 「一生いっしょの医療保険EVER」「もっと頼れる医療保険EVER」「ちゃんと応える医療保険EVER」等のEVERシリーズは、終身特約が付加されていない場合は基本的に解約払戻金はありません。※健康祝い金特約などが付加されている場合など一部例外もあります。

解約返戻金はいつ頃振り込まれるか

 アフラックに解約書類が到着後、不備が無ければ5営業日以内を目安に振り込まれます。土日祝日が挟まると振り込まれるまでに日数がかかるケースも多いようです。スムーズに返戻金を受け取るために書類不備などがないよう慎重に対応しましょう。

 通常の解約ではなく「条件付き解約」の場合は、解約払戻金が振り込まれるまでに時間がかかるため注意が必要です。条件付き解約は、既契約と新契約の保障空白を空けずに保険を切り替えるための手続き方法です。そのため、新契約成立後に旧契約が解約されるという流れになります。新契約の1回目の保険料が引き落としされるまでは旧契約が解約となりません。新契約の保険料引き落とし後に解約返戻金が振り込まれるという点を認識しておく必要があります。

まとめ

 今回は解約返戻金について再度確認してまとめていきましたが気付くことが多々ありました。以前にも記事にしましたが昔の保険は返戻率が高いケースが多いですね。

 上記の「新がん保険」「スーパーがん保険」のように返戻率が高い商品もあれば、旧EVER(終身特約なし)のように完全に掛け捨ての保険もあります。アフラックに問い合わせをすれば解約返戻金のシミュレーションや振込時期などは簡単に確認できるため、コールセンターを利用するのが手っ取り早いと感じます。是非確認してみて下さい。