アフラック徹底分析

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【アフラック】先進医療特約の追加は可能?特約中途付加の注意点

 アフラックには特約のみを中途付加できる専用の商品が用意されています。医療保険で言えば「EVER PRIMEプラス」がん保険で言えば「WINGSプラス」といった商品が該当します。現在の契約内容にもよりますが、「先進医療特約」のみの中途付加も可能です。特約のみの中途付加ができず、一から保険に入り直さなければいけない保険会社も多い中でアフラックは非常に良心的と言えます。

※2023/9/19以降、医療保険の特約中途付加ができなくなりました。がん保険は可能です。

 医療保険に特約を中途付加する場合は、「治療保障給付金+特約」といったプランで申し込みする他ありません。EVERシンプルプラスプランといったプランとなります。

  追加方法も簡単です。アフラックコールセンターや担当代理店に連絡して資料を取り寄せる方法や契約者専用サイト「寄りそうネット」からの資料請求をする方法等々です。とはいえ、無条件で加入できるわけではなく注意点もあるため記載していきます。

健康告知が必要

 先進医療特約を新たに追加する場合は、再度告知をして審査を受ける必要があります。無条件で追加できるわけではありません。がん保険に「がん先進医療特約」を追加するケースと医療保険に「総合先進医療特約」を付加する場合では告知内容が異なります。

 「がん先進医療特約」は名前の通り、がんに対する先進医療にのみ使える特約です。有名なのが重粒子線治療や陽子線治療といった先進医療ですね。それに対して、「総合先進医療特約」はがん以外の先進医療も保障ができます。幅広く保障ができるように医療保険に先進医療特約を付加するのが一般的です。

 上記どちらかを付加するかによって告知内容が異なります。「総合先進医療特約」を付加する場合は健康状態を詳細に記入して申し込む必要があるため、健康状態によっては特約中途付加できないケースも十分に考えられます。「がん先進医療特約」に関しては、「総合先進医療特約」を付加する場合と比較すると告知内容が緩めです。とはいっても、がん治療中やがんの疑いありの状態では厳しい査定となりますが・・・。

先進医療特約の重複に注意

 アフラックでは先進医療特約を重複して持つことができません。「がん先進医療特約」「総合先進医療特約」両方を同時に付加することはできません。医療保険・がん保険どちらも加入していて先進医療を付加した場合は医療保険に付加したほうが良いでしょうね。

※アフラックの昔のがん保険に「がん高度先進医療」というものがあります。こちらを加入している人は医療保険に「総合先進医療特約」を付加しても限度額オーバーとはなりません。がん保険にプラスで「がん先進医療特約」の追加も可能です

 また、他社の保険との重複はOKのため、他社で先進医療保障を持っていた場合でもアフラックで先進医療保障を持つことは可能です。ケースとしては中々なさそうですが、他社で先進医療保障を受け取ったからといってアフラックでは受け取れなくなるという制限はありません。

既契約が払済み

 「60歳払済」「65歳払済」「10年払済」等の払い済み契約をしている人は注意が必要です。保険料の払い込みが全て完了している場合は、特約の中途付加はできません。例えば、60歳払済の契約をしている方が60歳以後に先進医療特約のみを中途付加しようとしてもできません。

 通常の定額タイプで契約している人には関係のない話ですが、払済契約の方は注意が必要です。払い済み後にどうしても先進医療を付加したい場合は他の選択肢を探る他ありません。残念ながら、アフラックでは先進医療のみを持つことはできません。

まとめ

 今回は先進医療特約絞って記事にしましたが、先進医療特約以外の特約も特約のみの申し込みが可能です。例えば医療保険「EVER」に通院保障が付いていないため「通院特約」のみを付加するといったことや、死亡保障が付いていないから「終身特約」を付加するといった具合です。

 既契約内容によって付加できない特約等もありますが、がん保険の治療保障が弱いため「治療保障特約」「手術・放射線特約」「抗がん剤・ホルモン剤特約」のみを申し込みするといったことも可能です。

 アフラックの最大の長所は特約を後付け可能な点です。「アフラック式」と称して宣伝をしています。既契約者からすれば選択肢が広がるのは良いことです。既契約の良い点は残しながら大事な保障を付加できます。また、既契約を全て解約して新契約に切り替えることも可能です。ぜひ検討してみて下さい。