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【保険】年払いのデメリット!途中解約で未経過保険料が返金されない⁉

 今回は保険料を年払いで支払う場合のデメリットについて考えてみました。半年払いや年払いで契約をすることで保険料が安くなりますがデメリットはあるのか。

 上記の記事でも調査しましたが、アフラックの場合は年払いで契約すると1.8%程保険料が安くなりました(バラつきがあるため目安程度に捉えて下さい)。保険料が安くなるのであれば年払いにする方が良くない?と思いましたが注意点があるためまとめていきます。

保険料年払いのデメリット

クレジットカードの限度額に注意

 通常の口座引き落としでの契約の場合には関係ありませんが、クレジットカードを通しての引き落としかつ年払いでの契約の場合にはクレジットカードの限度額に注意をしておく必要があります。年払いだと1回の保険料請求が高額になるため、カードの限度額を超えてしまった・・ということも十分に考えられます。

 新契約で年払い+クレジットカード払いを選択して、カードの限度額が超えていた場合は新契約が成立しなくなってしまいます。また、月払いで契約をしている保険を年払いに変更した際にカードの限度額が超えていると、引き落としができずに保険が失効してしまったということにもなりかねません。

 年払い+クレジットカード払いを選択する方は十分に注意しましょう。

未経過保険料が返金されない

 本題はこちらです。年払いの保険を途中解約した場合には未経過分保険料が返金されないケースがあります。

 例えば、1月契約の保険の引き落とし日が1月27日だと仮定しましょう。1月27日に年払い保険料が引き落としされた後、2月に保険を解約したとします。この場合、普通に考えると未経過分の保険料である11か月分は戻ってくるのではと考えがちです。しかし、戻ってこないケースがあります。

 ポイントになるのは契約日です。2010年3月1日以前に契約していた場合は未経過分の保険料が返金されません。上記のようなケースだと完全に保険料が払い損となってしまします。新規に契約する場合は心配いりません。2010年3月2日以後の契約日の保険であれば、未経過分に相当する保険料が返金されます。上記のケースで考えると11か月分の保険料が返金されるということです。

 2010年3月1日以前の契約日である年払いの保険を解約する場合はギリギリまで保険を継続して解約するのが得策です。早めに解約するメリットはありませんからね。ただ悲惨なのは解約するのを忘れていてもう一年分の保険料引き落とし日を迎えてしまうことでしょう。これに対しても対策があります。

 アフラックの場合は「保険料の請求停止」を事前に依頼しておくことで、保険料の引き落としを止めておくことが可能です。コールセンターに連絡をして「解約予定のため次回の年払いの保険料が引き落としされないように請求を止めてほしい」という旨を伝えれば対応してもらえます。後は解約書を時期が来たら返送するだけです。年払いだけの話ではありませんが、この手順を踏むことで解約したのに引き落としされたという事故を避けることができます。

 「保険料の引き落としを事前に止める」という対応が不可な保険会社もあります。その点は事前に保険会社に連絡しましょう。アフラックはとても良心的です。

 新たに保険を契約する際に年払いを選択するのであれば問題はないでしょう。ただ、2010年3月1日以前に契約していた保険を月払いから年払いに変更した場合も未経過分保険料が返金されなくなるため慎重に行いましょう。

 私であれば、2010年3月1日以前の契約をあえて年払いに変更するという選択はしませんね。確かに保険料が若干安くなるというメリットはありますが未経過分保険料が返金されないというデメリットの方が圧倒的に大きく感じます。

まとめ

 保険料を節約したい!と思って年払いに変更したが結局損をしてしまったということにもなりかねません。月払いの契約を年払いに変更する場合は契約日を要確認です。また、「年払い」ではなく「半年払い」を選択するのもおすすめできません。

 これも上記の記事で試算しましたが、半年払いの割引率は0.5%程度でした。アフラック以外の保険会社でも半年払いの割引率は年払いに劣ります。半年払いを選択するのであれば、年払いにした方が良いでしょう。是非参考にしていただければと思います。