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保険申込書の書類不備を防ぐ方法!印鑑不備・代筆・訂正漏れに注意

 保険申込書等の重要な書類は「書類不備」の基準が厳しめなことが多いです。保険申込書に不備があると厄介です。書類が返却されて手間がかかるというだけでなく、保障の開始が遅れてしまうこともあります。

 また、保険料の引き落としが後倒しとなり、2.3ヶ月分の保険料がまとめて引き落としになったりすることもあります。このあたりの対応は保険会社ごとにまちまちです。

 インターネット上でのオンライン申し込みも盛んな時代になってきましたが、まだまだ書類を介しての申し込みが一般的かと思います。書類不備となりやすいポイントを押さえておくだけで書類不備は激減します。

 今回は書類不備が多い項目や注意点などをまとめていきます。

保険申込書の不備が多い項目

・消えるボールペン(フリクションペン)の使用

 消えるタイプのボールペンは鉛筆書きと同じ扱いとなり、書類不備となってしまいます。これは保険の申込書に限りませんね。非常に便利なペンなので使用する人も多いので気を付けてください。消えるボールペンは高温で消えてしまいます。保険関係の書類を記入する際は消えるボールペンの使用は控えましょう。

・印鑑不備(印鑑相違、印鑑不鮮明)

 印鑑関連での書類不備にも気を付けましょう!印鑑レス化が進んでいますが、銀行口座を引き落とし口座に指定する場合は「銀行印」が必要になるケースが多いです。昔は通帳に印鑑が押されていたため自身で簡単に判別がついたんですがね・・・。いまは通帳に印鑑が押されてないですからね。登録印が分からなければ銀行等に確認する他ありません。また、印鑑が不鮮明にならないようにも注意しなくてはいけません。印鑑が不鮮明のため再度印鑑を押すケースがあるかもしれません。その場合は最初に押した印鑑と再度押す印鑑が触れないように気を付けましょう。印鑑の枠同士がくっつくだけで不備扱いとなります。

・訂正漏れ

 書類の書き間違えがあった際は、二重線抹消と訂正印または訂正サインが必要です。二重線にかかるように訂正印を押すか、二重線訂正をした近くに訂正サインをしましょう。アフラックの場合、訂正サインは「名字のみ」「名前のみ」「フルネーム」いずれかを楷書体で記入すればOKです。修正液での訂正は無効となります。また、赤ペンも不備になるため要注意です!

・代筆

 原則申込書は全て自身で記入する必要があります。口座名義人が相違していた場合は、口座名義人欄は口座名義人に記入してもらう必要があります。また、指定代理請求人や死亡保険金受取人欄に関しては、あくまで「契約者」が記入する必要があります。良かれと思って、指定代理人や受取人に記入してもらうと不備扱いとなるため注意しましょう。※アフラックの場合

・二重書き

 文字の二重書きにも気を付けなくてはいけません。明らかに二重書きだと見える文字があると不備になるケースがあります。また、数字の「1」を「9」に書き直したりするような訂正をした場合も文字が不自然で不備になります。基本的に「二重線訂正」+「訂正サイン」または「訂正印」で訂正する方が無難です。さすがに〇を二重書きする程度のなぞり書きであれば問題ないと思いますが注意しましょう。

まとめ

 上記項目を押さえておけば書類が不備となって戻ってくる確率は激減するはずです。保険申込書に限らずですが、書類不備があって返送されてくると本当に面倒ですよね。面倒くさがりの方だと返送せずにそれっきりということもあるかもしれません。

 また、保険会社ごとに不備訂正の方法は異なるという点も注意が必要です。アフラックであれば、二重線抹消+名字(漢字)のみで訂正可ですが、フルネームでの訂正が必要な保険会社もあります。契約申込書の「自署欄の訂正は不可」としている保険会社もあります。その場合、書類を一から書き直さなくてはいけません。

 基本的には、申込書類に付随されている記入例に訂正方法や注意点が記載されています。一読してから書類を記入することをおすすめします!