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【アフラック】総合先進医療特約→総合先進医療特約〔2012〕に変更する際のメリット&デメリット

 アフラックで現在販売されている医療保険の先進医療(正式名称:総合先進医療特約〔2012〕)は「10年更新」タイプになっていますが、過去の医療保険において「終身」タイプとして販売されていました。おそらく「もっと頼れる医療保険 新EVER」を契約している方で先進医療特約を付加している場合は「終身」タイプになっているかと思います。

 旧来の先進医療(正式名称:総合先進医療特約)は保障限度額が低いため、変更を検討する方も多いかと思います。今回は旧先進医療特約を変更する場合のメリット&デメリットをまとめていきます。

先進医療特約変更のメリット

・支払い限度額の上限アップ

 旧来の先進医療(総合先進医療特約)の通算限度額は700万円です。最新の先進医療(総合先進医療特約〔2012〕)の通算限度額は2000万円です。純粋に限度額の上限が上がっています。各保険会社の先進医療限度額は2000万円のケースが多いですね。アフラックもそこに合わせてグレードアップしています。

 また、旧来の先進医療においては特定の先進医療を除いて「1回につき50万円」までという限度額も定められていましたが、その限度額も撤廃されています。これは結構大きな変更かと思います。限度額が50万円のものとそうでないものが分かれていたらややこしいですからね。

・回数限度が無制限に変更

 旧来の先進医療は「1年間に5回まで」という回数制限が設けられていましたが、最新の先進医療特約は回数制限も撤廃されています。1年間に5回以上も先進医療を使うケースがあるのかな?と思いましたが制限がないに越したことはありません。

先進医療特約変更のデメリット

・終身→10年更新に変更

 冒頭にも記載しましたが、旧来の先進医療は「終身タイプ」です。保険料が値上がりする可能性はありません。しかし、最新の先進医療は「10年更新」のため10年後の保険料は予想が付きません。100円程度の特約が数百円程度になる可能性もあります。さすがに、そんなに極端な保険料UPはないかと思いますがどうなるかは分かりません。デメリットとして捉えていいでしょう。

まとめ

 メリット・デメリットをまとめてみましたが、正直変更してもしなくてもどちらでも良いのかなと感じる内容でした。先進医療の限度額が700万円までというのが若干気になりますが、そんなに使うケースがあるのか?とも思います。

 また、上記では触れていませんが保険料が変更されます。私が試算したケースでは「110円」の保険料が「99円」になりました。保険料は上がるケースと下がるケースがあります。「定額」タイプではなく、「60歳半額」「65歳半額」「60歳払済」「65歳払済」といった一定の年齢で保険料負担が下がる内容で契約をしている場合は先進医療も保険料が安くなります。ただ、10年更新の先進医療部分は半額・払済みにはなりません。「半額」「払済」になった先進医療はあえて変更する必要ないように感じます。

 告知不要で比較的簡単に変更可能な特約ですが、メリット・デメリットを比較したうえで慎重に判断しましょう。